ヤマハFZ750の市販車を製作します。
レーサーのキットをあえて市販車で作成する、、、そんな作り方も楽しいものです。
エンジンはFZR750(ow01)を使い、足回りや保安部品は実車同様RZV500を使います。
多くのキットを潰すので、できるだけノーマルを目指します。
ただ、マフラーだけはノーマルが好きではないので集合管を入れることにしました。
・カウル
カウルのライト部を切り抜きます。(画像左)
ライトは、KR1000から流用しました。両目をカットして中央に寄せます。
レンズは、1/24の車の透明パーツを切り取り、裏から筋彫りしました。
筋彫りは、本当に薄ーく傷を付ける程度が良いのですが、作例では少し切り込んでしまいました。
このため、白い筋が少し太めになってしまいました。
まあでも画像右のようにギタギタのメッキパーツが裏に着くと、まあまあ良い感じではないでしょうか。
ウィンカーは、RZVのリア用を流用することでステーをそのまま使います。
・シートカウル
シートカウルは、テールランプの部分を切り抜きます。(画像左)
RVZのテールランプを付けます。(画像右)
ウィンカーは、RZVのフロント用を使います。(上でリア用を使ったので、これでツジツマが合います)
・エンジン
ow01のクランクカバーの金色の尖っているパーツは、薄くします。(画像左)
クラッチワイヤーの付く部分は、プラ板やプラ棒で自作しました。(画像中)
少し面倒ですが、金色のパーツは目立つので、手を抜かないほうがいいです。
塗装は、実車と同様に黒と金で塗ります。
クラッチカバーのYAMAHAは、墨入れで簡単に再現できます。さすがタミヤです。(画像右)
・RZV流用パーツ
その他、RZVからの流用パーツは次です。
タイヤ、ホイール、ブレーキローター、フロントフォーク、ハンドル、メーター等
・その他
ミラーは、刀のジャンクパーツを使いました。四角いミラーなら何でも良かったです。
ミラーのステーは、アルミ棒を使いました。角度が簡単に調整できて強度も保てます。
集合マフラーについては、今回はノーマルを強調したかったので、おとなしい色と形状にしました。
・完成
紺色の塗装は、タミヤ缶スプレーのダークブルーを缶から抜いてエアブラシで塗りました。
画像では、ほぼ黒に見えますが、実際はもう少し明るい濃紺なのでFZに合っていると思います。
赤は、ハーマンレッドです。
初めて研ぎ出しをしました、、、が、まだ少し段差が残ってしまいました。
イメージとおりに完成しました。どこかのバイク屋の店頭に並んでいそうです。
既にレーサーレプリカ全盛の'85年にハーフカウルのスポーツモデルとして発売されたFZ。
しかし、5バルブ、前傾45度シリンダーと、その後のヤマハ4stレーサーの基礎となる設計が満載されていました。
久しぶりに市販車を作って楽しかったです。次は何の市販車を作りましょう。