YAMAHA FZ750 1985 Road Model

 ヤマハFZ750の市販車を製作します。
 レーサーのキットをあえて市販車で作成する、、、そんな作り方も楽しいものです。
 エンジンはFZR750(ow01)を使い、足回りや保安部品は実車同様RZV500を使います。
 多くのキットを潰すので、できるだけノーマルを目指します。
 ただ、マフラーだけはノーマルが好きではないので集合管を入れることにしました。

・カウル
 カウルのライト部を切り抜きます。(画像左)
 ライトは、KR1000から流用しました。両目をカットして中央に寄せます。
 レンズは、1/24の車の透明パーツを切り取り、裏から筋彫りしました。
 筋彫りは、本当に薄ーく傷を付ける程度が良いのですが、作例では少し切り込んでしまいました。
 このため、白い筋が少し太めになってしまいました。
 まあでも画像右のようにギタギタのメッキパーツが裏に着くと、まあまあ良い感じではないでしょうか。

 ウィンカーは、RZVのリア用を流用することでステーをそのまま使います。

・シートカウル
 シートカウルは、テールランプの部分を切り抜きます。(画像左)
 RVZのテールランプを付けます。(画像右)
 ウィンカーは、RZVのフロント用を使います。(上でリア用を使ったので、これでツジツマが合います)


・エンジン
 ow01のクランクカバーの金色の尖っているパーツは、薄くします。(画像左)
 クラッチワイヤーの付く部分は、プラ板やプラ棒で自作しました。(画像中)
 少し面倒ですが、金色のパーツは目立つので、手を抜かないほうがいいです。
 塗装は、実車と同様に黒と金で塗ります。
 クラッチカバーのYAMAHAは、墨入れで簡単に再現できます。さすがタミヤです。(画像右)


・RZV流用パーツ
 その他、RZVからの流用パーツは次です。
 タイヤ、ホイール、ブレーキローター、フロントフォーク、ハンドル、メーター等
 
・その他
 ミラーは、刀のジャンクパーツを使いました。四角いミラーなら何でも良かったです。
 ミラーのステーは、アルミ棒を使いました。角度が簡単に調整できて強度も保てます。
 集合マフラーについては、今回はノーマルを強調したかったので、おとなしい色と形状にしました。
 
・完成
 紺色の塗装は、タミヤ缶スプレーのダークブルーを缶から抜いてエアブラシで塗りました。
 画像では、ほぼ黒に見えますが、実際はもう少し明るい濃紺なのでFZに合っていると思います。
 赤は、ハーマンレッドです。
 初めて研ぎ出しをしました、、、が、まだ少し段差が残ってしまいました。



 イメージとおりに完成しました。どこかのバイク屋の店頭に並んでいそうです。
 既にレーサーレプリカ全盛の'85年にハーフカウルのスポーツモデルとして発売されたFZ。
 しかし、5バルブ、前傾45度シリンダーと、その後のヤマハ4stレーサーの基礎となる設計が満載されていました。
 久しぶりに市販車を作って楽しかったです。次は何の市販車を作りましょう。