79ヤマハTZ350 製作ガイド
 84TZ250ゴロワーズ・チームのキットをヤマハTZ350に改造します。

1.追加パーツ
キットにないパーツを用意します。(画像左がフロント、右がリア)
 @D;ホイールとタイヤは、T社RGB500です。
 A  ;フロント・ブレーキは、シングルディスクです。
     ワッシャは、H社の88YZRのパーツを使いました。厚さ2.5mmです。
 BC;ディスクとキャリパは、T社OW48です。
 EF;リヤのワッシャは、左右それぞれ厚さ0.5mmです。
 G  ;タンク・キャップは、T社OW48です。


2.カウル
カウルは、黒い線の部分でカットします。
ゴロワーズのアッパーカウルは、全体的に丸くて大柄のため、
ナックルのあたりを削ります。(画像の黒の斜線の部分)
いわゆるロケット・カウルのような形状にします。(画像左が加工前、画像右が加工後)
エア・インテークやアウトレットは、パテで埋めて平にします。(赤枠)


カウル裏側は、エンジンやチャンバーが当たる部分を薄く削ります。(画像左の赤丸)


3.シート
シート・カウルの膨らんでいる部分を削り全体的に薄くします。(画像左の赤枠)
目安としては、青矢印のボルトのモールドを削り落とした面、約1mmの深さまで削って薄くします。
形状は、OW48のシートに近いです。
黒い線の部分でカットします。(画像中が加工前、画像右が加工後)
レジンは柔らかいので、カッターを垂直にしてカンナ削りにより薄くしていけば、
表面を均一にできます。また、削り過ぎの失敗も防げます。


シート・ラバーは、左右の垂れている部分を切り取ります。(黒い線の部分)


4.フェンダー
フェンダーは、黒い線の部分をカットします。
フェンダーの前半は、左右にボリュームがあるので削って細くします。
OW48のフェンダーとほぼ同じ形状です。


5.フロント・アッセイ
フロントフォークは、キャリパーを切り落とします。
右はブレーキ有り、左は無しのため、画像のように加工します。(画像左)
ブレーキ、ワッシャを付けて組み立てます。(画像中、画像右)


6.リア・アッセイ
リアディスクのホイール接着部の径を小さくします。(画像左の赤丸)
ホイールの両サイドにワッシャを付けて組み立てます。(画像右)


7.タンク
タンクの下部をフレームのラインに合わせて、パテで足します。(画像左の赤枠)
タンクにキャップを付けます。(画像右)


8.仮組
画像左が加工前、右が加工後です。
全体的にカウル類は、薄く小さくて軽い感じになります。



9.塗装


参考資料が少なかったため、作例のカラーリングは実車と異なります。
下のイラストのほうが実車に近いです。