※諸元;排気量,馬力,トルク,車重,エンジン形式,吸気形式等,年式,価格
499cc、64ps、5.7kg-m、173kg、2サイクルV型4気筒、水冷ピストンリードバルブ(前)-クランクケースリードバルブ(後)、1984年式、825,000円
２ｓｔ５００ｃｃ専用設計のレーサーレプリカはこれだけです。
実際にＷＧＰ５００で出走した一般公道向け市販車はこれだけです。（予選だけですが、それでも無謀でしょう）
５５００回転からの加速感は殺人的です。
一昔前のレーサーそのものといった感じで、下はスカスカで５０００回転までは原付のほうが速いくらいですが、パワーバンドに乗った瞬間ワープします。
回りの風景が一瞬にして線状になって後ろに飛んでいき、同時に視界はバスケットボールくらい小さくなってしまう、そんな感じです。
物理的な加速力は最近のスーパースポーツのほうが勝っているでしょうが、感覚的にはこちらのほうが速く感じます。
ベンチレーテッドディスクブレーキは、まったく利きません。これはホントに殺人的で「殺す気かー」と何度叫んだことか。
